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仕事したくない外資系 IT エンジニアの雑記

まるで Surface Studio mini !Surface Pro 専用ドック Kensington SD7000 が気になる

Surface Laptop 4 が欲しいです。
特に理由はないけど新しいマシンが欲しい。そう思うのがガジェット オタクというものです(?)
そんな中で Microsoft 様の公式ページで SD7000 なる、Surface Pro のドック兼スタンドが目に入り、とても気になりました。
レビューが少ないので誰か使ってみた感想を教えていただけると嬉しいです。
今日はそんなお話。

> Kensington 社の SD7000 が気になります!

気になったのは Surface Pro 専用のドックで、SD7000 という製品です。
SD7000 ですが、実は Microsoft 製ではなく Kensington 製です。
(最初は純正だと思ってしまいました……)

www.microsoft.com

Kensington 社様の製品説明はこちらです。

www.kensington.com

> コネクターまわりのスペック

ドックである以上、1 番大事なのがどれだけポートの拡張性があるかという点ですね。
ここではポート周りについて触れてみます。

USB 3.2 ポート × 4 + USB Type-C × 1

USB ポートは多ければ多いほど嬉しいですね。
そして USB はすべて 3.2 です。
マウスとキーボードで 2 つポートをつぶしてもまだ 2 つありますし、余裕ではないかと思います。
USB Type-C のポートが 1 つついているのも Good です。

外部ディスプレイは HDMI と Display ポート

HDMI ポート × 1 と Display ポート × 1 で合計 2 つの外付けモニターを接続することができます。
HDMI × 2 で運用するときには HDMI to Display ポートのケーブルか、変換コネクターが必要ですのでご注意ください。

3.5mm マイク & ヘッドフォン ポート

ヘッドホンだけでなく、イヤホン マイクも使えるのはいいですね。
昨今はテレワーク需要からヘッドセットを使うこともあると思いますが、USB をつぶさずにイヤホン マイクで接続できると嬉しいです。

ギガビット イーサネット ポート

1Gbps まで対応するポートが 1 つついています。
Ethernet ポートは冗長性を担保したいという特殊なニーズでもない限りは 1 つで十分ですね。

> 魅力的なところ

さながら Surface Studio mini

いきなりどんな魅力だよ、という感じですが私にとって 1 番の魅力だから仕方ないです。
Surface シリーズには Surface Studio というデスクトップ機器がありまして、それがかなりオシャレなのです。

www.microsoft.com

ネックなのは価格とスペックが釣り合っていないところだと思っています。
最低価格でも 50 万円から。
それならかなりいいゲーミングが買えてしまいますが、そんなスペックは残念ながらありません。

SD7000 はおよそ 5 万円と決して安くはありませんが、Surface Studio を買うことに比べたら遥かに安いです。
Surface Pro 7 の最高スペックが 16 GB RAM に 1 TB SSD、Core i7 でおよそ 30 万円!
このドックと合わせても 35 万円!!

あら安い!!!(錯乱

Surface ペンが邪魔にならないところにつけられる

画面の横のところにペタリとくっつけることができます。
ペンが邪魔にならず、すぐに使えるので割と便利。
据え置きタブレットみたいな使い方もできそうですね。

スタンドが重い = 安定する

色々調べてみたところ、このドックの重さは大体 3.3 kg くらいのようです。
ドックとしてみると重いですが、Surface のスタンドとしてみると安定感があってよいのではないでしょうか。

ケンジントンのロックがかけられる

これは法人向けな気もしますが、ケンジントンのロックがかけられるようです。
別売りのオプションを買うと、Surface と SD7000 もロックできるようです。これはすごい。

> 微妙なところ

値段が高すぎる

ドック兼スタンドとはいえ値段はおよそ 47000 円です。
ドックを買いたければ他のドックを買った方が遥かに安上がりです。
高級感がある、のではなくて、本当に高級ですね。

それなのに Surface でしか使えない

前述したように、値段がとても高いです。ほかのドックの方が安上がりなくらいです。
それなのに使いまわしができないのです。汎用性ゼロです。
これを買うには Surface から浮気をしないという心づもりが大事になりそうですね。

Wake on LAN 非対応

これも割とニッチなデメリットですが、実は最近の Surface は Wake on LAN が使えます。
Wake on LAN (以下 WoL) とは、離れたところからリモートで PC の電源をオンにできる機能です。
せっかく使えるなら機能をフルに使いたい!というのがガジェット オタクというものかと思いますが、SD7000 は Surface の WoL に非対応なのです。

野暮ったい見た目の Surface Dock さんや純正の Ethernet アダプターしか対応していないという情報が、Microsoft 社の公開情報にあります。
対応してたらよかったのに……

docs.microsoft.com

> 総括

私が Surface Pro を持っていたらきっと買っていた……
危ない危ない。
残念ながら私の持っている Surface Laptop 3 ではこれは使えないので購入はナシです。

ディスクの交換を前提に Surface Pro 7 + とか買った暁にはこれと一緒に買っているかもしれません。
でも今はね、PC 買うなら Surface Laptop 4 でメモリ 32 GB 積みたいのですよ。
メモリマシマシディスクハヤメ。そういうのに憧れます。


わたしはやっぱり

Surface Laptop 4 が欲しいです。(冒頭に戻る)