スマホと Pixel Watch、おまけにワイヤレス イヤホンを同時に充電できるスタンドを購入してみました。
今回はそれを使ってみたレビューになります。
対応機種
Amazon の販売サイトにある表記上、対応機種は以下の通りです。
対応機種 | |
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スマートフォン | Pixel 7/7 Pro Pixel 6/6pro Pixel5 Pixel 4/4XL Pixel 3/3XL iPhone 8 - 14 Galaxy S7 - 23 Galaxy Note 7 - 20 |
イヤホン | Pixel Buds Pro Galaxy Buds2/+/live/live2 Airpods 1/2/3/Pro/Pro2 |
スマートウォッチ | Pixel Watch |
対応機種については Qi に対応していれば大体よさそうですが、スマートウォッチは Pixel Watch に限定されるようです。
私は Galaxy S21 + SONY WF-1000MX4 + Pixel Watch の構成で利用しています。
外観
内容物は充電器とケーブル、説明書、本体とシンプルなラインナップ。
どこのご家庭にもよくあるつまようじで大きさ比較。
折りたたむ機構はなく、結構大きいです。
続いて、どこのご家庭にもある Anker PwerWave 10 Stand と比較したものがこちら。
スマホの傾斜は同じ角度。
Pixle Watch とイヤホンを置くスペース分、JH12-G の方が大きいです。
ちょっと気になったところとしては、ケーブルが抜けやすいというところ。
端子部分がちょっと見えており心配ですが、普段は持ち歩くようなものでも無いので目を瞑ることにします。
使用感
現時点までは問題なく利用できています。
Amazon のレビューでは発熱がひどいなどのレビューもあったりしますが、個体差のような印象を受けます。
実際に初期不良対応をしていただいている事例もあるようなので、異常を感じた際にはすぐに申し出るとよさそうです。
しっかり充電もできております。
Galaxy S21 は TPU ケースをつけておりますが、一応充電できています。一応。。
WF-1000MX4 は全然問題ないです。
そして Pixel Watch についてもこの通り問題なく充電できており、過熱される感じも今のところはありません。
Pixel Watch の部分では LED の点灯はありませんが、上の画像の下の方に 2 つ LED のようなものがあるかと思います。
これはそれぞれ、スマホとイヤホンを置いたとき、正常に充電できていれば緑に光ります。
スマホ側 : 右のLED イヤホン側 : 左の LED
注意点としては、Quick Charge 3.0 に対応したアダプターを利用しましょうということです。
私は最初、電源タップに備え付けの USB ポートから JH12-G に給電していました。
なんとその時の充電時間は 20 % からフル充電までに 6 時間かかるという表示が……
ふと QC3.0 に対応したアダプターを使ってみると、充電時間の表示が 2 時間 30 分ほどになりました。
よいところ 3 選
ここからは実際に使っていてよいと感じるところを 3 つ挙げてみます。
ケーブルがすっきりする
これが私のイチオシ ポイントです。
スマホは Anker PwerWave 10 Stand で充電していたのですが、イヤホンと Pixel Watch は別途 USB から充電をしていました。
そのため、その 2 つの端末用の充電ケーブルが常に机の上に出ていたのです。
それが今はケーブルを出しておくこともなく、置くだけで充電できる。
この点はちょうど机をスマートにしたかった私にとってはよいポイントでした。
充電する場所が 1 箇所に決まる
1 つめのメリットの副次効果なのですが、置く場所が決まりました。
今まで WF-1000MX4 は色んなところに持ち出す都合上、机に置いておいたり、カバンに入れっぱなしなどのことがありました。
ですが現在は充電を兼ねてここに置いておくという場所を決めてからは必要な時に持ち出しやすくなりました。
「そんなのお前の整理の問題だろ」 という方もいらっしゃるかと思います。
それはごもっともですが、場所を固定化できて、スッと持ち出すときにはバッテリー 100 % の状態で持ち出せる。
こういうところに魅力を感じました。
複数端末をまとめて充電できる
充電ケーブル待ちをしなくてもよいのはガジェットいっぱい持ち出す私にとってはアドです。
USB ケーブルでは音楽プレーヤーを充電して、スマホと Pixel Watch とワイヤレスイヤホンは JH12-G という風に使っています。
わるいところ 3 選
残念ながら完璧な商品はないんですよね……
ということでここからは微妙だなと思うところを 3 つ挙げていきます。
ケーブルが抜けやすい
流石にずらすだけでケーブルが抜けるということはありませんが、机の整頓をしていて持ち上げたりすると結構抜けます。
抜きたくもないのにケーブルが抜けてしまい、デスクの下にケーブルが落ちてイラっとすることが何度かあったので、ぜひ直していただきたい。。。
折り畳みできなくてかさばる
複数種類を充電できることは満足しています。
が、最大限にそれを活かすとしたらやはり旅行時の荷物を減らせることだと思います。
商品の説明にはこんなことが書いてあります。
軽くて持ち運びに便利なデザインで、家庭、オフィス、旅行に適しています。
引用: https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0BRN34ZML/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o00_s00?ie=UTF8&th=1
この説明書いた人に 「お前それ本気で言ってる????」 って聞き返したいくらい個人的には納得できない説明です。
スマホケースつけてると充電が不安定
私がつけている TPU のケースはさほど厚みもないやわらかいやつです。
スマホリングはつけていません。
にも関わらず、何度か置きなおさないと充電が行われないことがあります。
更に、なぜかいつの間にか充電ができていない状態に移行している、ということが数度だけありました。
放置しておけば満充電という状態を維持したい私にとってはこの問題は結構深刻です。
まだ数回しか発生していないので様子見ですが、頻発するようになったら Anker PwerWave 10 Stand に戻すと思います。
まとめ
机がすっきりするというのがかなりよくて、個人的にはそこそこ気に入っています。
なにより、今まで使っていた純正の充電器は出先で使う用途としてガジェット ケースに入れっぱなしにできるようになりました。
ですが、充電の不安定さは捨て置けない部分です。
ケースつけての使用が想定されていないと言われてしまえばそれまでですが、昨今はケースをつける方の方が多いかと思います。
スマホリングやクレジットカードを入れているわけでもない、ただの半透明な TPU ケースで不安定になるのはもう少し頑張ってほしいというところです。
不安定性から、万人に勧められるものではありませんが、机をすっきりさせることに重きを置く方にはお勧めしたい一品でした。