近頃物忘れがとてもひどいです。
業務への影響は少し出つつ、それよりも日常生活に影響が出るようになったことをきっかけに、症状を産業医に相談してみました。
弊社では産業医制度があり、物忘れについてどこに相談したらいいかもわからなかったので 「保健室の先生に相談してみよう」 感覚で利用してみました。
私の今の症状
- 数分前に会話した内容を忘れる
- LINE で自分が発言した内容も忘れる
- 何かをやった or やっていないことを忘れる
- 出先で突然どこに向かうはずだったかを思い出せず立ち尽くす
- 逆方向の電車に乗ったことに気づかずに改札をくぐり、そのまま家に帰ろうとする
会話の内容を忘れるくらいならまぁ何とかなる。 何かやってることを忘れるというのは、具体的にはお昼ご飯をテイクアウトして、受け取った数分後にお昼ご飯を何にしようかという会話をし始めたりします。認知症かな?
最後の 2 つは結構致命的かなと思います。なんせ目的地にたどり着けない、家に帰れないという状況です。音楽聞いていたとか、歩きスマホしていたとか、深く考え事をしていたとか、そんなことはない状態でこうなっているのが致命的。
認知症かな?(2 回目)
産業医のつかいかた
会社ごとに異なりますのでなんとも、という感じではありますが、私が勤める会社ではメールで相談したいことを知らせるだけで OK という、とてもリーズナブルな方法です。
直ぐに面談の日程調整が来ましたのでサクッと日程を調整。このご時世、対面で面談するわけにもいかないので Slack のような通話アプリを使って面談を行いました。
面談時
カメラをつけた状態でリモート面談を行いました。ストレスや残業時間、職場環境のヒアリングと最近の自分の状況等について会話をしました。
特にこれといって診断テストをしますよー、というものはなく (見せてないだけだと思う) 雑談交じりの相談を行うという雰囲気でした。
そのなかで、「物忘れ外来」 というものがあり、色々やってダメならそこに相談してみてもいいかもしれない、というアドバイスを受けました。
産業医に言われたこと
1. 最低でも週 3 回、40 分は歩きましょう
リングフィット アドベンチャーみたいに家でできる運動ではだめらしいです。外に出て有酸素運動をすることが大事。
その理由は、自分にふりかかる情報量を増やすことにあるようです。有酸素運動を行いながら、変わりゆく風景、遠くの景色、風の感覚、雨の音、におい、外音といった情報を五感から取り入れて脳を刺激することが望ましいというものです。
引きこもりすぎて、家事・仕事などのいつも通りの情報のみでは刺激が少なくなる、みたいなことを言われました。
2. 最低でも 7 時間は寝ましょう
いや、無理です。私は 3 - 5 時間で必ず 1 度目が覚めます。ぶっ通しで 7 時間寝るのは無理です。睡眠は大事と言ってもこれはどう治していいかもわからない。
3. 集中を切りましょう
集中しすぎると負担がかかるとかなんとか。集中を切って頭を休めることが大事らしく、特に私の場合は昼休みをちゃんと取れと言われました。
4. ストレスを抑えよう
これもほぼ無理ですね。ストレス抑えるなら仕事やめるしかないな。ストレスは仕事だけじゃないし、どうしようもない。
わたしの結論
まともに取り組めることがウォーキングしかないです。そのほかはどうしようもないですね。とりあえずウォーキングをしてみることにしましたが、結局のところ理想的な生活習慣を並べられただけのような気がしています。
とはいえ記憶力がヤバいですし、このまま進行すると外出も仕事もままならなくなるであろうというのも確かなので、なんとかここらで症状を止めておきたい限りです。
という記事を書いている今もストレスでイライラしてますし午前 1 時ですし、やっぱりどうしようもないなぁと思っています。