#電子のブログ

仕事したくない外資系 IT エンジニアの雑記

スマホの料金の見直しを行ってみました

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最近いろんなタイミングが重なり、スマホの料金を見直しました。
その結果、無駄を結構絞ることができ、そこそこの金額を節約できそうな見込みが出たので、記事にしてみようかと。

現在のモバイル端末

まず現在 SIM カードを利用している端末の構成を確認してみます。

端末ジャンル 端末名 使用回線 月額料金 [円]
メイン スマホ iPhone 15 Pro ahamo 2970
サブ スマホ Galaxy S21 UQ mobile 1631
業務 PC HP EliteBook 830 G8 povo 2.0 0

ahamo は 20 GB の通信量を使え、国内無料通話 5 分が値段にコミコミとなっています。(超過後は 22 円/30 秒)
合計金額は 4601 円です。

Galaxy S21 は 2 年間で返却するプログラムが加わるため、これに月額 1500 円が来月から加わります。

つまり最終的には 6101 円が毎月スマホ代としてかかります。

うーん、しんどい!



問題点を列挙してみる

ここからは、これまでの構成の問題点をピックアップしてみます。


ahamo の圏外が多すぎて超不満

正直 ahamo は金額に対して通信量と無料通話がコミコミなのはかなりいいポイントだと思います。
私も正直ただ 1 点の不満がなければ回線を見直すことはありませんでした。

それは iPhone 15 Pro だと圏外が多い という点です。
これはサブ端末である Galaxy S21 へ ahamo の SIM を入れ替えれば問題なく通信ができることが確認できています。
iPhone 15 Pro と UQ mobile でも圏外になることはありませんでした。

という検証結果から ahamo + iPhone 15 Pro の相性が悪い と判断しました。

こうなったら端末の変更か通信回線の変更になりますが、iPhone 15 Pro を手放すのももったいないので回線を変えるついでに料金の見直しを行うことにしました。


サブ端末に 1500 円 × 2 年間も払いたくない

Galaxy S21 は最初に端末代 36000 円を払っています。
2 年で返すならそれで終わり。返さないならそこから毎月 1500 円が引き落とされ、2 年間続きます。
つまり今返せば 36000 円、返さなければ最大 72000 円かかる計算。

今後中古端末としては価値が下がり続けることが見込まれる端末に対し 36000 円を払い終えるころにはリセール バリューはどうなっているか?
きっと売っても 36000 円の価値はないですね。今がそれくらいなので……

ということでこれはこの機にとっとと返却してしまいましょう。


UQ mobile ほぼ使ってない問題

えーと……このサブ回線なのですが、ほぼ毎月 0 GB でございます……
それに 1631 円/月も支払っているのは無駄でしかありません。

なので迷わず解約して、もっと安い回線に切り替えましょう。



問題への対処


ahamo から LINEMO へ切り替えた

まずは 2 つの回線の重要ポイントの比較表をお出しします。

ahamo LINEMO
料金 2970 円 ~ 3 GB : 990 円
~ 10 GB : 2090 円
通信量 20 GB/月 10 GB/月
通話料 22 円/30 秒
※ 国内通話 5 分無料が付帯
22 円/30 秒
※ 国内通話 5 分無料は + 550 円/月

まずこれまで私の ahamo の通信料は大体 6 GB/月 ほどになります。
明らかに 20 GB は過剰な通信料でした。
LINEMO の 10 GB でも私には使いきれない量。
ただし旅行やポケモン Go の大規模イベントなどで通信を消費するタイミングではそれより多くなることを考え、余力をもって 10 GB としました。

さらに同条件の国内通話 5 分無料を加えても最大で 2640 円。
ahamo との差額は 330 円とわずかですが、料金は少なくなります。
年額換算だと 3960 円の節約になります。


端末を買い替えてさっさと返却

端末を返却して 2 年分の支払いを浮かせるという大義名分のもと、端末を購入。

Xperia 1 ⅲ を購入しました。

CPU は Galaxy S21 と同じ、Snapdragon 888 で、3.5 mm イヤホンジャックや microSD カードを利用できます。
これをサブの DAP として運用して、DAP を持ち歩くということを減らす作戦です。

聞き比べをしてみたところ、やはり 3.5 mm イヤホンジャックから音を出すより、Fiio KA5 のようなスティック型の DAC 経由の方が音がよかったです。

↓ こういう感じのやつです



ということで、今は Xperia + KA5 の構成で音楽を聴いてバッテリーのもちを確認しながらこの記事を書いております。
今のところ悪くなさそう。

ん?Xperia の値段?

……

いやぁ、それは話に加えなくていいんじゃないですか?

…………

( ^ω^)・・・

36000 円……


UQ mobile から日本通信 SIM へ切り替えた

サブはほぼ使用量がゼロでした。
そのため失くすことも考えたのですが、サブ端末を DAP として機能させる道を選ぶなら #nowplaying のハッシュタグを気軽にポストしたいという欲が出ます。
そして X (旧 Twitter) を見たい。スマホだもの。

という理由で回線は残すことに。

その際の候補としては以下の 2 つが挙がりました。

  • mineo : マイそく スタンダード
  • 日本通信 SIM : 合理的シンプル 290 プラン

前者は 990 円/月 で最大 1.5 Mbps の回線速度が使い放題。
後者は 290 円/月 で 1 GB の回線が利用でき、以降 1 GB ごとに 220 円の使用料金が上乗せされていくもの。

最初は使い放題を検討したものの、よく考えてみるとこれまでのサブ端末の回線使用はほぼ 0 でした。
そうなると使い放題というメリット自体が私には無用の長物。
ということでコスト優先の日本通信 SIM を選択しました。



見直し後

端末ジャンル 端末名 使用回線 月額料金 [円]
メイン スマホ iPhone 15 Pro LINEMO 2640
サブ スマホ Xperia 1 ⅲ 合理的シンプル290プラン 1170
業務 PC HP EliteBook 830 G8 povo 2.0 0

LINEMO は 3 GB までで 990 円、超過した場合は 10 GB まで 2090 円になります。
※ 5 分無料通話をつける場合は + 550 円/月
※ 通話料は 22 円/30 秒

LINEMO は ahamo と条件をなるべく揃えるために国内通話 5 分無料のオプションをつけたと想定し、どちらも最大の料金を表には記載しています。
それでも合計は 3810 円です。
回線をフル活用しても 791 円/月は安くなることがわかりました。
つまり年間 9492 円安くなります。

現実的に考えるとサブ スマホは 3 GB も使わないでしょうから、大体 3370 円。
その場合は 1231 円/月、安くなります。
こちらを年額換算すると 14772 円。これはかなり変わってきますね。



あとがき

ということで久しぶりにがっつり回線を入れ替えてみました。
実は回線変更後は Softbank 回線、docomo 回線、au 回線を 1 つずつ持つことになっており、どこかの回線で何かがあってもインターネットに接続できるようになりました。
最大 2 系統ダメになっても大丈夫です。

という備えなうえに、月額料金は安くなりました。
やったぜ。

あとスマホに入れている SIM は使った容量に応じて自動的に金額が変更となります。
逐一手続きをせずとも勝手にプランが変わってくれるのは利便性の観点でうれしいです。

povo は外で仕事する必要が出た際に、スマホから 24 時間使い放題プランをトッピングするという使い道。

基本的に月額 0 円なので、万が一何かあったときに使える用の SIM として持つにはうってつけです。

今回の回線の見直しは大成功だったんじゃないかと思っています。
皆様も定期的にスマホの回線を見直してみましょう。
その時々にあったプランに変えるだけでも節約効果が高いこともありますよ。

最後にひとつ。
スマホ買い替える意味があったのかというツッコミは受け付けません。