Windowsを使っていると、「Cドライブの容量がいっぱいです」と表示されて困った経験はありませんか?
そもそもCドライブとは何なのか、なぜ容量が足りなくなるのかが分からないと、対処も難しく感じますよね。
この記事では、初心者の方でも分かるように 「Cドライブとは何か」 「容量がいっぱいになる原因」 「安全に空き容量を増やす方法」 を順番に解説します。
- 今すぐできる C ドライブの容量を空ける方法
- Cドライブとは?
- Cドライブの容量とは?
- Cドライブがいっぱいになる原因
- Cドライブの容量がいっぱいだとどうなる?
- Cドライブの空き容量を増やす方法
- C ドライブで削除してはいけないファイル・フォルダー
- それでもCドライブの容量が足りない場合
- まとめ
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今すぐできる C ドライブの容量を空ける方法
設定画面を開き、[システム] > [ストレージ] >[一時ファイル] の順に進み、ゴミ箱やダウンロード フォルダーをはじめとする不要ファイルの削除を行うことができます。
Cドライブとは?
Windowsで最も重要な保存場所
Cドライブとは、Windows がインストールされているメインのストレージ領域です。
ここにはパソコンの起動や動作に必要なファイルが保存されています。
また、通常はアプリケーションのインストールをする際にも、この C ドライブが利用されます。
余談 : なぜ「C」という名前なのか
昔のパソコンでは主に以下のようなかたちで A・B ドライブがフロッピーディスク用に使われていました。
A ドライブ : OS の起動
B ドライブ : プログラムのデータ
その続きで C ドライブが HDD もしくは SSD 用として割り当てられています。
皆様もご存知の通り、現在は上記のようなフロッピー ディスクは用いられていません。
言ってしまえば A ドライブと B ドライブは過去の名残による永久欠番になっているため C ドライブから始まるというものになっています。
Cドライブの容量とは?
容量=保存できるデータの大きさ
Cドライブの容量とは、そのドライブに保存できるデータ量の上限です。
最大どれくらい容量を保存できるかという点については、以下の手順で簡単に確認することができます。
エクスプローラーを開く > エクスプローラー左部の項目から [PC] をクリック > C ドライブのバーを確認

※ これは私の Surface Pro で確認した容量。最大 1.86 TB で 1.70 TB 容量が空いています。
一般論にはなってしまいますが、C ドライブは 20 - 30 % 以上は空きを作っておくことが理想です。
Cドライブがいっぱいになる原因
アプリのインストール数が多い
前述の通り、アプリケーションのインストールを行った際にも C ドライブが利用されます。
そのため、便利だからといってあれもこれもとアプリケーションを入れてしまうと、C ドライブの容量のひっ迫を招くことになります。
一時ファイルやキャッシュの蓄積
Windows は一度開いたファイルを覚えておくキャッシュという機能や、Excel など編集中のアプリケーションの変更を残すための一時ファイルなどが存在します。
それが肥大化することでドライブのひっ迫を招くこともあります。
ダウンロード・デスクトップのファイル
意外と見落としがちな原因ですが、ダウンロード フォルダー、皆様は頻繁に整理していますか?
私もよくやりがちなのですが、ダウンロード (C:\Users\<ユーザー名>\Downloads) のフォルダーにたくさんファイルが放置されていませんか?
もしくはデスクトップにファイルがずらーーーっと並んでいませんか?
当然ながらこれらの場所に保存したファイルも C ドライブを利用しますので、定期的にお掃除しましょう。
写真・動画などの大容量データ
大容量なデータは当然ながら大量に容量を消費します。
これらについては D ドライブに保存するなどの工夫が十分に可能なため、どうしても大容量のデータを扱わなければならない場合、外付けストレージを使うなど、対策をしましょう。
Cドライブの容量がいっぱいだとどうなる?
C ドライブの容量がいっぱいだと、当然ながらそれ以上データの保存ができなくなります。
想定される問題としては、利用しているアプリケーションのバックグラウンド データが扱いきれなくなり、予期せぬ動作を起こすことが想定されます。
また、容量不足が原因で Windows Update を適用することができなくなる可能性もあります。
このように、利用面で問題が発生するほか、予期せぬ動作を引き起こす可能性があるため、ディスクに余裕をもつことが大事です。
Cドライブの空き容量を増やす方法
設定画面の [ストレージ] から不要ファイルを削除する
設定画面で [システム] > [ストレージ] と進むと、現在のストレージの容量や、インストールされているアプリケーション、一時ファイルの容量などを一目で確認することができます。

例えばこのなかで、[一時ファイル] をクリックすると以下のような項目が表示され、先ほどのダウンロード フォルダーやゴミ箱、そのほかの一時ファイルを削除することができるようになっています。

この機能が搭載されていなかった頃は、全部自分で特定のフォルダーを探して削除、という手順を踏んでいたので、OS の機能として GUI から削除ができるという面でも初心者にはお勧めしたい機能になっています。
使っていないアプリケーションをアンインストールする
先ほどのストレージの画面の [インストールされているアプリ] をクリックすることで、インストールされているストア アプリを参照することができます。
ここからアプリケーションの削除を行うか、コントロール パネルの [プログラムのアンインストール] から、使っていないアプリの削除を行うことで、容量を確保することができます。
外付けストレージを使う
写真や動画など、大容量のファイルについては、C ドライブに保存せず、外付けストレージに保存しておくのがよいでしょう。
設定などによる一時的な対処ではなく、根本的に容量不足を解消したい場合は、この手順が最も手軽で確実です。
外付けストレージの王道としては、以下の SunDisk の SSD などが挙げられます。
コンパクトで挿しっぱなしにできるもの、かつ USB Type-C でお探しの方は、以下のような小さい SSD を検討してみてもよいかと思います。
Type-A 端子でお探しであれば、以下のようなものがあります。
外付け SSD を選ぶ際は、接続端子を確認しながら選ぶことを心がけてください。
また、容量は 1 TB 以上を選ぶと今後も余裕をもって利用できるでしょう。
ダウンロード フォルダーを C ドライブ以外に変更する
実はダウンロード フォルダーの場所はユーザーが任意に設定することができます。
この設定をしておけば、今後ダウンロードしたファイルでCドライブが圧迫されることはなくなります。
エクスプローラーを開き、画面左側のツリー ビューの [ダウンロード] を右クリックして [プロパティ] をクリックします。

そして [場所] タブにいくと、自分でダウンロード フォルダーの場所を設定する場所がありますので、こちらから好きな場所を選択できます。

例えば、この方法で外付けストレージのパスを設定してあげると、ダウンロード フォルダーがいくら肥大化しても C ドライブへの影響はありません。
C ドライブで削除してはいけないファイル・フォルダー
システムファイルを削除する
Windows のシステム ファイルを削除することは絶対にやってはいけません。
システム ファイルとは、C:¥Windows 配下のファイル。
具体的なプログラムについては、以下の記事で役割の解説をしているものもありますので、気になる方や、もっと知りたいという方はご覧ください。
自分で意味がわかっていないフォルダーを削除する
自分で役割が分かっていない、自動的に作成されたフォルダーがある場合。
そのフォルダー、Windows やあなたがインストールしているアプリケーションが自動的に作成して利用している可能性があります。
そのため、役割がわかっていないものについては無暗に消さないようにしましょう。
これも最悪アプリケーションや Windows が動かなくなる可能性があります。
たとえば C:\Windows\Installer 配下、とかね……
※ このフォルダーには MSI を用いてインストールされたアプリの重要なデータが含まれているので削除してはいけません
Windows インストーラー キャッシュは、Windows インストーラーを使用してインストールされるアプリケーションの重要なファイルを格納するために使用されます。 既定では、このキャッシュは c:\windows\installer フォルダーにあり、削除しないでください。
それでもCドライブの容量が足りない場合
ストレージの増設を検討
これはもう素直に C ドライブを物理的に増やしましょう。
Surface ユーザーの場合、以下の記事が参考になるかと思います。
実際に私も今使っている Surface Pro はストレージを 2 TB に増設していますので、ある意味で最も原始的かつ効果的な対処方法がこれかもしれません。
クラウドストレージの活用
最近は Google Drive や OneDrive、box などをはじめとするクラウド ストレージがよくあります。
私は OS と同期はしないかたちで OneDrive を使っており、iPhone で撮影した写真などを同期したり、Office で作ったファイルや PDF を保存しています。
Office のサブスク契約をしていれば自動的に OneDrive が 1 TB ついてきますし、悪名高い自動同期さえなければいいと思うんですよね……
まとめ
C ドライブとは、Windows のシステムが保存されている領域ですが、アプリのインストールの際にも利用されます。
容量がいっぱいになってしまう要因としては、アプリケーションの入れすぎや一時ファイルの存在、ダウンロード フォルダーなど肥大化しがちなフォルダーの整理ができていないことに起因します。
まずは一時ファイルの削除で応急処置を行い、根本的な対処策としては外付け SSD の導入や物理的な C ドライブの拡張で対処を行うことを推奨します。
特に「すぐに容量不足を解決したい方」は、外付けSSDの導入が最も手軽で確実です。
容量不足は放置するとストレスにもつながりますため、できるところから対処をしましょう。