2025 年 12 月の更新プログラムにて、AppXSvc のスタートアップの種類が "手動 (遅延起動)" から "自動 (遅延起動)" に変更されました。
これをもとに戻したいけど、GUI では設定項目がグレーアウトしており、変更ができません。
この記事は「以前は手動だったのに勝手に自動になっている」「GUIで戻せない」と困っている方向けの記事です。
※ 案内する方法ではレジストリの変更を行います。これにより発生した如何なる問題についても筆者は責任を負いかねますことをご了承ください。
AppXSvc とは
AppXSvc の概要については以下の内容を参照ください。
こちらには AppXSvc がどのような役割を担っているのかという点、Microsoft の推奨するスタートアップの種類に関する情報が記載されています。
設定を "手動 (遅延起動)" に戻す方法
操作するレジストリは以下のもの。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\AppXSvc\Start
手元で検証した限り、レジストリの数字を操作すると以下のようにステータスが変わりました。
- 2 : 自動(トリガー開始)
- 3 : 手動(トリガー開始)
- 4 : 無効
※ Windows のバージョンや将来の更新によって挙動が変わる可能性があります。
無理やりサービスの状態を変えることで今後予想されること
これは完全に想像でのお話なのですが、サービスのスタート アップを変更する更新プログラムを配布するということは、おそらく今後、AppXSvc が必要な変更が加えられることが予想されます。
そうなったときに、AppXSvc が起動していないと何らかのエラーが発生するなど、予期しない動作が発生することが予想されます。
(GUI で変更できない以上、おそらく AppXSvc が起動している前提で何か変更が行われる可能性を想定しています)
以上のことからも、仮に設定を元に戻すとしても完全に自己責任になるでしょう。
Microsoft からも以下のようにアナウンスされています。
警告
レジストリ エディタや他の方法を使用してレジストリを変更する際、適切に変更しないと重大な問題を引き起こす可能性があります。 場合によっては、オペレーティング システムの再インストールが必要になります。 こうした問題の修復について、マイクロソフトはいかなる保証もいたしません。 レジストリはユーザー自身の責任において変更してください。
操作は慎重に、かつリカバリできるようにしておこう
先述の通り、今回ご案内いたします手順はレジストリを直接編集する方法です。
X (旧 Twitter) を見ているとこの設定をすることで手元の環境の調子がかえって悪くなったという報告もあります。
そのため、個人的には明確な不具合が出ていない限りは Microsoft の推奨に従い、設定は変更しないほうが無難だと考えています。
それでも変更することを検討されている方は、レジストリの設定前には以下の内容で案内する復元ポイントを事前に作成しておくなど、復旧できる準備をしておくことを強く推奨します。