ほどよい大きさの小型音楽プレイヤーを求めて
現在私は音楽プレイヤーとして、Fiio M15 と Xperia 1 III、ランニングなどの運動用に Shanling M0 Pro を利用しています。
イヤホンは 4.4 mm のバランス接続です。
(一般的なイヤホンジャックは 3.5 mm なのでちょっと太めのサイズです)
Fiio M15 は結構いい音質ですが重い。
Xperia や M0 Pro は外部のアダプターを接続しなければ 4.4 mm 端子が接続できません。
ということで、直接 4.4 mm イヤホンを接続することができ、M0 Pro ほど画面が小さすぎず、軽量な音楽プレイヤーがあれば欲しいなぁと考えていました。
ほぼジャケ買いした ECHO MINI
ある日、以下の製品を見つけました。
こちらは軽量かつコンパクト、そして 4.4 mm のイヤホンジャックも搭載している。
何よりデザインに惹かれたことと、価格がおよそ 10000 円ほどとあまり高くないこともあり、買ってしまいましたとさ。
性能
簡単に ECHO MINI のスペックを表にまとめたものがこちら。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 内蔵メモリ | 8GB |
| 外部メモリ | microSD(最大256GB) |
| DAC | CS43131 × 2(デュアルDAC) |
| 対応フォーマット | MP3, FLAC, WAV, DSD, APE, M4A, OGG |
| サンプリングレート | DSD:64/128/256、FLAC/WAV:24bit/192kHz、APE:24bit/96kHz |
| 出力端子 | 3.5mmシングル、4.4mmバランス |
| Bluetooth | 5.3(SBCコーデック対応) |
| バッテリー持続時間 | 約15時間 |
| サイズ | 80 × 54.5 × 14.5 mm |
| 重量 | 約55g |
| カラー展開 | ブラック(国内版)、ブルー・ピンク・ゴールド(海外版) |
個人的には Bluetooth のコーデックが SBC にしか対応していないという点が不満ですが、バッテリーの持ちや大きさという点については問題なし。
旅先で飛行機乗るときとかは無線切らないといけないし、Bluetooth のコーデックについては目を瞑ります。
開封の儀
買った製品を開封していきます。
まず箱がポップな感じでかわいい。


大きさは Suica サイズ、重さは 53 g
大きさはこれくらいです。

ちょっとだけ右側に何かが出ているのでお気づきの方もいらっしゃると思いますが、実は Suica に重ねています。

これくらい = Suica とほぼ同じくらい、と思っていただければおっけーです。

重さは実測値で 53 g です。かなり軽い。
カセットの再生機を思わせるような見た目
音楽プレイヤー上部のボタンがカセット テープの再生機を思わせるような感じです。

画面を表示するとこのようにカセットを彷彿させる UI が表示されます。

このあたりのレトロかわいさに惹かれたのが購入理由なので、この辺は満足です。
ただ、当然カセットが入るわけもなく、左側の側面には microSD カードの挿入口と USB Type-C の接続口があります。

右側にはリセット ボタンと 3.5 mm のイヤホンジャックと 4.4 mm のイヤホンジャックがあります。

なお、背面には乾電池を入れる部分のようなものがありますが、これはただのデザインです。
実際には取れませんし、乾電池も入れません。

ディスプレイも普通に使える
先ほどカセット テープのような表示について言及しましたが、プレイヤーの設定ももちろん表示可能です。

言語も変更できるものの、日本語はちょいちょい怪しいです。

音楽の再生中はアルバムのジャケットを表示することもできますし、カセットのようなディスプレイにすることも可能です。


使用感
ファースト インプレッションとして少し使ってみた感想をここでは述べていきます。
Bluetooth 接続は微妙、バランス接続は 〇
Bluetooth 接続 (EarClip) で聞いてみましたが、まぁそこそこという感じ。
イヤーカフで聞いている時点でそこまで音質を気にしていないことが伺えるかと思いますが、最近 Bluetooth では本当に作業時に流すくらいの用途なのでこんなもんでもよいでしょう。
高品質な無線イヤホンやヘッドホンをつなぐのは正直もったいないです。
(それなら Fiio M15 使いますわ、という所感)
一方で 4.4 mm のバランス接続はいいですね。
今回は NICEHCK の NX8 + AceComet というイヤホン、ケーブルの組み合わせ。

私の好きな感じで低音どっしり、中音もつぶれない感じでしっかり鳴らせています。
1 万円でこれだけ音が鳴らせるなら上出来だと思います。
Type-C のスティック タイプの USB DAC (Fiio KA5) よりいいんじゃないかと感じるくらいにはしっかりしています。
音量の上げ下げが音楽再生中しかできない
これちょっと何とかしてほしい問題点なのですが、音量の上げ下げが音楽の再生中でなければできません。
初期設定は音量の値は 100 です。
私が聞いたとき、無線の音量の値は 30、有線の音量の値は 5 です。
この価格帯の音楽プレイヤーなので、有線と無線で音量を保存するような便利機能なんてありません。
つまり無線 → 有線へ切り替えて音楽を聴くと耳が凄まじいことになってしまうという……
対処としては耳にイヤホンを付けずに音楽を再生して、音量を下げるという方法。
音漏れ上等な対処になってしまうので、これはなんとかしてほしい……
引き続き使いながらいじってみますが、対処方法があれば教えていただきたいです。
エントリーやちょい使いの音楽プレイヤーにはオススメ
1 万円の音楽プレイヤーということで、正直レトロかわいさに全振りして、音はそこそこだと思ってました。
無線はその通りだったのですが、有線は想像以上にしっかり音を出してくれており、その点は流石 Fiio ブランドだなという感じ。
ただ上述したように音量の上げ下げが課題です。
試しに無線イヤホン側の操作で音量操作も試みてみましたが、反映されず。
結局再生中に本体を直接いじるしか方法がなく、ちょっとチープな感じがします。
(実際価格は安いからあまり文句は言えませんが)
あと、地味な点ですが本機にはストラップ ホールがついています。
本体重量が 50 g 程度ですし、ストラップをつけてベルトやバッグに吊り下げて運用するかたちもとれそうです。
これは価格が安くて多少の傷も厭わず使える本機ならではかなぁ、などと考えました。
私の用途としては旅行中のイヤーカフ型での音楽リスニング、飛行機など無線が使えない場所でのバランス接続ということだったので概ね満足です。
値段も安いので、音楽を聴く環境をスマホからちょっとステップアップしたい方、有線で音楽を聴きたいという方にはお勧めしやすいです。