三井住友カード Visa Infinite が発表されました
三井住友カードの中の最上位に位置し、富裕層向けに提供されるクレジットカード、三井住友カード Visa Infinite の詳細が公開されました。
私もこのカードに少し興味があるので、自分にとって最適解かを判断すべく、簡易的に損益分岐点を考えてみました。
まだサービスが提供されていない時点での執筆になるため、今回の損益分岐点の考え方が正しいかは定かではありませんが、参考程度にご覧いただけますと幸いです。
損益分岐点を考慮する要素
三井住友カード Visa Infinite も Olive と同様に、使う金額に応じてポイント アップなどの恩恵があります。
その中でも重要視されそうな内容を確認していきます。
通常ポイント還元は 1 %
ポイント還元は至って普通の 1 % です。
対象のコンビニや飲食店に限り 7 % という特典もありますが、誰がどれくらいの頻度でどのお店を使う、なんてことは損益分岐点の計算では考慮しきれませんので、こちらの特典は考慮しないものとします。
三井住友カードつみたて投資
カード入会 2 年目以降に、カードの利用金額に応じてボーナス ポイントが付与されるものになります。
ボーナスの付与率は以下の通りです。
| 年間利用金額 | 加算されるポイント |
|---|---|
| 300 万円未満 | 年間投資額の+ 0 % (1 % 還元) |
| 300 万円以上 | 年間投資額の+ 1 % (2 % 還元) |
| 500 万円以上 | 年間投資額の+ 2 % (3 % 還元) |
| 700 万円以上 | 年間投資額の+ 3 % (4 % 還元) |
富裕層で 「投資に回すお金が無いわぁ……」 なんて方はいないと思うので、今回の損益分岐点の計算では年 120 万円 (月 10 万円) の積み立てを行うものとして計算することにします。
年間利用継続特典
毎年、前年の利用金額に応じてボーナス ポイントが付与されるというもの。
ポイントの付与は以下の通り。
| 年間利用金額 | ポイント数 |
|---|---|
| 400万円以上 | 40,000 |
| 700 万円以上 | 110,000 |
この図から見ると、700 万円以上使っているとそれだけで損益分岐点としてはプラスに傾きます。
損益分岐点
通常利用の場合
これは利用ポイント 1 % だけで達成を目指した場合です。
※ 横軸が利用金額、縦軸が年会費 - pt 数の金額
| 利用金額 [円] | 年会費 - pt 数 |
|---|---|
| 100 万 | -89,000 |
| 200 万 | -79,000 |
| 300 万 | -69,000 |
| 400 万 | -19,000 |
| 500 万 | -9,000 |
| 600 万 | +1,000 |
| 700 万 | +81,000 |
| 800 万 | +91,000 |
| 900 万 | +101,000 |
| 1000 万 | +111,000 |
更に 500 万円から 600 万円までの詳細を見るとこんな感じ。
| 利用金額 [円] | 年会費 - pt 数 |
|---|---|
| 500 万 | -9,000 |
| 510 万 | -8,000 |
| 520 万 | -7,000 |
| 530 万 | -6,000 |
| 540 万 | -5,000 |
| 550 万 | -4,000 |
| 560 万 | -3,000 |
| 570 万 | -2,000 |
| 580 万 | -1,000 |
| 590 万 | ± 0 |
| 600 万 | +1,000 |
ということで何もない場合の損益分岐点は 590 万円でした。
つまり 590 万円の決済を行う場合は Visa Infinite の年会費の元がとれるということ。
いやぁ……わかってはいましたが富裕層向けですね。
投資を行った場合
投資信託で月 10 万円を積み立てた場合と、利用金額に応じたボーナスを加味した場合のポイントを計算した結果、そこまで面白くない?結果が出ました。
以下が計算に使った表そのままなのですが (手抜きでごめんなさい)、大まかな損益分岐点には大きな変化はありませんでした。

なんと 300 万円以上の利用金額からは損益分岐点に変化はなく、どれも 400 万円となりました。
※ 300 万円未満の場合の損益分岐点は 470 万円です
これは 400 万円の利用得点による + 40,000 pt が得られるためです。
流石に 40,000 pt は大きく、これのおかげで 400 万円で損益分岐点としてはプラスに転じます。
損益分岐点のまとめ
- 投資をしないで 1 % 還元のみ : 590 万円 - 前年利用金額 300 万円未満 + 毎月 10 万円投資信託へ積み立て : 470 万円 - 前年利用金額 300 万円以上 + 毎月 10 万円投資信託へ積み立て : 400 万円
損益分岐点を考えたうえでの個人的感想
家を買って色々新調した、お金遣いの荒かった今年でようやく 400 万円に到達するかなといった感じです。
(もちろん貯金をかなり切り崩しました……)
フルに積み立て NISA で投資信託への投資を行ったうえでそれくらい利用してようやくプラスになるのが三井住友カード Visa Infinite のようです。
そう考えると富裕層向け、というのも非常にうなづけます。
クレカで元を取るぞ!という方にはかなりハードルが高めのサービスですが、きっとこんな損益分岐点を気にしている時点でこのカードが想定するお客様とは違うんだろうなぁということに気づきました。