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仕事したくない外資系 IT エンジニアの雑記

隠居先を求めてマイホーム探し ②

マイホームを 「投資」 と考える

方針の中で最も大きい変更点がこちらです。
前回の会話では最大許容金額をおよそ 4200 万円と設定しました。

しかしながら、家を買った後にその家に住み続けるのではなく、ある程度住んで生活が変わったら売却して引っ越しをするという方針を提案されました。

これは最終的に買った家をどう処分するかという出口戦略の話になります。
端的に言うと、下の図の赤い矢印の差分が大きければそれだけ手残りのお金が残るため、次の住居探しの頭金として利用するという提案です。

ただ、そうなると重要になるのは資産価値が低下しづらい物件を選ぶということになります。
これまでは利便性を最重要視してきましたが、考えなければならないこととしては資産価値が低下しづらいという項目が増えます。

要は自分たちの生活はこれでいいだろう、と思っていても、最終的に私ではない他の誰かが欲しがるかを考えなければなりません。
一例で言えばマンションのブランドですね。

正直私はこの点はどうでもいいのですが、後に売却することを考えるとブランドも 1 つのポイントとなります。

うーん、難しい。



資金の拡大

マイホームを 「投資」 として考える以上、なるべく資産価値が低下しづらい物件を選ぶ必要があります。
そうなると必然的に家の購入価格も上がってくることになります。

そこでローンの引き上げが発生します。

前回までの話では最大許容金額をおよそ 4200 万円と定義しましたが、売却益と私の年収を考慮すると引き上げが可能であるという提案をいただいています。
どれくらいまでかというと、最大で 6000 万円とのこと。
※ 現在の給料が上がりも下がりもせず、60 歳まで働くと仮定した場合

余談ですが、現在住宅ローンの事前審査を行ってみました。
その結果、ローン 5000 万円の自己資金 500 万円で問題なく通りました。
マジか。



検討中の物件について


築 8 年 3 LDK (およそ 68 ㎡)

物件価格は 4980 万円。
駅から徒歩 10 分で階層は 7 階。
対面カウンター付きシステムキッチンで食洗器付き。
全室洋室で床もフルフラットかつリビングには床暖房付きです。

共用部分はオートロック、宅配ボックスもあり、ゴミ出しは 24 時間可能です。

日鉄興和不動産株式会社のブランド マンションです。

ここは内見に行ったのですが、日当たりが絶望的です。
それだけが欠点なのですが、3 LDK のファミリー向けとも思われる物件で日が入らず 1 日中電気をつけなければいけない物件にリセール バリューが存在するのか。
今は築 8 年という "箔" があるものの、では築 30 年の日当たり最悪物件を買う人がいるのか?

いくつか内見した中ではこれが最も設備がよかったのですが、絶望的な日照権とトレードオフと考えるとどうなんだろうなぁ。


築 20 年 3 LDK (およそ 70 ㎡)

物件価格は 5680 万円。正直予算オーバーだが結構頑張れば、というくらい。
駅から徒歩 10 分で階層は 14 階。

こちらも対面カウンター付きシステムキッチンで食洗器付き。
リビングに面した部屋が 1 室和室で、おそらくフルフラットかつリビングに床暖房がついています。

14 階ということもあり、眺望や日当たりは良好。
内見を行っていないためゴミ出しの環境等は不明。

1 件目のマンションの日当たりを解消したような雰囲気がありますが、価格は + 700 万円。

日当たりに 700 万円を出すと考えるか、今後のリセール バリューに 700 万と考えるかが検討ポイントになりそう。

セントラル総合開発のブランドらしい。


築 21 年 3 LDK (およそ 71 ㎡)

物件価格は 5880 万円とこちらも予算オーバー。
駅までは徒歩 7 分で階層は 2 階。
こちらは間取り図が公開されておらず詳細は不明だが日当たりは良好とのこと。

オール電化らしい。

野村不動産のブランド マンションです。



今後の方針について

1 つめのマンションへの購入意思を示すかを近いうちに決めるように言い渡されています。
絶望的な日当たりがなければ二つ返事なのですが、正直リセール バリューを考えると避けたい物件です。

予算オーバーを許容して気になる点を解消するかという点を仲介業者の方とも話し合ってみないといけないと思われる状況です。

家を買うって本当に難しいですね。



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