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iPad Pro と Xiaomi Pad 6S Pro のどちらを買うか考えたお話 (Surface Pro 9 所有者からの視点)

※ 本ページは一部プロモーションが含まれています

M4 チップが搭載された iPad Pro や価格破壊の Xiaomi Pad 6S Pro、iPadOS も Android もかなりすごい端末が出てきましたね。

既にどちらかを手にされている方も多いはず。

私もどちらを買うかを悩みましたが、最終的には iPad Pro を購入することにしました。

手描きデバイスとしては Surface Pro 9 を持っているため、タブレット自体必要か?という疑問もありましたが、どういう基準で選定したかをつらつら書いていくとします。

価格面

これはぶっちぎりで Xiaomi Pad 6S Pro ですね。
悩むまでもない。

Snapdragon 8 Gen2 を搭載して以下の 2 種類のメモリとストレージの組み合わせを選択可能。

  • 8 GB メモリ + 256 GB ストレージ (69800 円)
  • 12 GB メモリ + 512 GB ストレージ (84800 円)

画面のリフレッシュ レートは 144Hz、120W のハイパワー充電に対応する上になんと充電器までつけてくれるという太っ腹。
重量も 590 g とそれなりに軽いです。

これだけ盛った性能で 9 万円もいかないのはハッキリ言って価格破壊としか言えません。
円安でこれだけ安くできるって採算どうなってんだろうって考えてしまうくらい頑張っていると思います。



用途

Surface Pro 9 を持っているので、手描きデバイスや kindle としてのタブレットはそこまで重要視していません。
そこで自分の用途を考えた際にそれぞれのデバイスによる違いをざっくりまとめてみました。

Android タブレットは正直アプリが貧弱な印象です。
動かないとかそういうことではなく、対応しているものがかなり少ないということです。

例えば、有名な Goognotes という手描きのノートアプリがありますが、Android では使える端末がかなり限られています。

Android版Goodnotesを利用できるAndroid端末は?
3GB以上のSamsungタブレットはすべてAndroid版Goodnotesを使用できます。 近日中に、対応機種がさらに増える予定です!
(引用: https://www.goodnotes.com/jp/android)

上記のアプリは iPad ユーザーには広く親しまれておりますが、Android だと Samsung タブレットにのみ言及しています。
言い換えると Xiaomi Pad 6S Pro はまだサポート外なので動かなくてもそういうものとして受け入れるほかありません。


更に、現在引っ越しをするところなのですが、3D を使えたらより便利であると体験したこともあります。
iPhone 15 Pro に搭載されている LiDAR センサーを用いて内見した物件すべてでスキャンを行いました。
その一例が以下の画像なのですが、[MEASURE] をタップすることでおおよその長さを知ることができるなど、その物件に再訪しなくても間取りや寸法を知ることができました。

iPad のように大画面でこれを行うことができたらより便利だろうし、家具の配置シミュレーションができたりするといいなとも考えています。



パソコンかタブレットかの違い

正直ここはかなり悩みました。
ただ、先ほどの図を頭に思い描いたところで、以下のような用途で簡略化できました。

  • Xiaomi Pad 6S Pro : コンテンツ消費専用
  • iPad Pro : コンテンツ消費 & 動画作成や 3D グラフィック
  • Surface Pro9 : コンテンツ消費 & プログラミング & 検証

当たり前ですが Surface Pro 9 はパソコンです。
そのため、仕事に利用することができるほか、プログラムのコンパイルなどができます。
これはタブレットにはできないことです。

一方で Xiaomi Pad 6S Pro と iPad Pro はスマホゲーができます。
すなわち私の担当アイドルこと周防桃子パイセンと箱崎星梨花ちゃんをプロデュースできます。
これはパソコンではできません。

次に考えることはそのほかにタブレットの優位点は無いかということ。
Surface Pro 9 は GPU が貧弱です。
YouTube でミリシタの 4K ムービーを流すだけで 45 % 台で張り付きます。
過去に DaVinci Resolve で 4K の動画を出力する検証をやってみましたが CPU も GPU も 100 % に張り付いてガクガクになってしまいお話になりませんでした。
一方で iPad Pro であればこの弱点をいくらか補うことができます。
Xiaomi Pad 6S Pro (Android) は動画編集アプリの少なさが目立ちます。
そういう意味では Surface Pro 9 の弱点を補えるデバイスは iPad Pro と判断しました。



タブレットに求めること

何度も言いますがタブレットは PC ではありません。
如何に手軽にいじれるかが大きなポイントであるため、できるだけ小さいものがよいです。
そのためおよそ 13 インチである Xiaomi Pad 6S Pro や 13 インチ iPad Pro は選択肢から除外。
結果的に残るものは 11 インチの iPad Pro です。

Xiaomi Pad 6S Pro は 256 GB ストレージで 69800 円。
iPad Pro 11 インチは 256 GB ストレージで 168800 円。

Surface Pro 9 の弱点を補うために 10 万円をプラスするかというところ。
個人的にはその価値はあると考えます。
というか実際には 10 万円もしないかと。

なぜなら Apple 製品はそのほかのガジェットと比較してリセール バリューが大きいです。
つまり型落ちでも売った時の価格が下がりづらいのです。
事実 2024 年に iPad Pro 2018 (256 GB ストレージ) が 47000 円で売れました。

長期間利用することを想定すると Surface Pro 9 の弱点を補う方がガジェット ライフを不自由なく過ごせ、不要になれば高価で売れる iPad Pro が私にとっては価値があると判断しました。



結論

ということで私は M4 iPad Pro の 11 インチを購入予定です。

256 GB を選定した理由はこちらを見ていただければわかるかと。

これは iPad Pro 2018 で利用していたストレージ。256 GB で持て余しています。
今のところソシャゲーはミリシタしかやっていないのでこの量ですが、原神とかやるときっと 256 GB では不足しそう。
そう考えると 512 GB でも悪くない気はしますが、その辺りは購入直前まで考えることとします。

ちなみに 3D や動画編集をやる場合は外付けストレージを利用する予定なのでその辺りはあまり考慮していません。

そして純正のキーボードを買うと重量が 1.2 kg くらいになるとかいうふざけた状況のようなので、純正キーボードは買いません。

どんな構成にしようか、というのはこちらに記事にしてみました。
よかったら見て行ってね。

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