2023 年 10 月 8 日の記事で自分の総資産が 1500 万円に達したことを報告しました。
それからおよそ 7 か月が経過し、ついに総資産が 2000 万円に到達しました。
なので今回は現在の資産状況と、再現するために少しでも皆様の参考になることはないかを考えてみます。
今の資産の内訳
今の状況を表にまとめてみました。
資産カテゴリ | サブカテゴリ | 金額 [円] |
---|---|---|
株式 | 国内株 | 3,261,353 |
外国株 | 2,987,779 | |
投資信託 | 2,285,064 | |
預り金 | 154,503 | |
自社株 | 8,086,402 | |
現金 | 3,265,628 | |
純金積立 | 38,267 | |
合計 | 20,078,996 |
資産推移
前回の 1500 万円の報告時から今回までで、どこがどれだけ伸びたのかを確認してみました。
その結果は以下の通り。
カテゴリ | 2023 年 10 月 [円] | 2024 年 5 月 [円] |
---|---|---|
国内株 | 2,508,240 | 3,261,353 |
外国株 | 2,245,448 | 2,987,779 |
投資信託 | 1,685,480 | 2,285,064 |
預り金 | 151,335 | 154,503 |
自社株 | 5,249,900 | 8,086,402 |
現金 | 4,554,344 | 3,265,628 |
純金積立 | 28,797 | 38,267 |
合計 | 16,423,544 | 20,078,996 |
数値を並べるだけだとわかりづらいので、今回の推移をグラフ化してみました。
自社株の伸びがとにかくエグい。
元々 10 % 引きで購入した株ということもあり、投資戦略としては効果抜群でした。
それを抜きにしても国内外の株は共に + 70 万円ほど、投資信託は + 60 万円ほどと、どちらも戦略がうまくいった感じがあります。
SBI 証券で見た評価損益がこちら。
ちなみに私は最初から大量に軍資金があったわけではなく、証券口座を作った当時は 170 万円ほどしかない状態からのスタートでした。
それまではロボアド投資をメインにしており、投資信託などを本格的に始めたのが 2022 年頃です。
この資産推移で見て取れるように、幸いなことに順調に右肩上がりの成績となっています。
現金と株の比率
現時点の現金と株の比率を見て驚いたのですが、84 % が株式資産、16 % が現金資産でした。
なお、純金積立は住信 SBI ネットバンクのランクを上げるために保有しているものであり、現在は積み立てていません。
総資産 1500 万円に到達した時点では、株式が 70 %、現金が 30 % ほどでしたので、かなり株式中心の資産の保持状況となっています。
株の比率
なんと約半分が自社株。
国内、米国、投資信託はどれもおよそ 20 % ほどになっています。
自社株が多い理由は、弊社の自社株制度は自分のお給料から 0 - 15 % の金額を天引きして積み立てて、四半期に 1 回、積み立てた金額で 10 % 引きの株をゴソッと買う方式です。
私は毎月の給料の 15 % (天引きできる上限) を積み立てて、半強制的に投資を行っているので自社株の比率が高いというわけです。
ここまでどんなことをして達成したのか
ここからは自分が半年でどのようなことを心がけていたのかを振り返りながら再現性を考えていきます。
自社株へのフル BET
自社株制度がある会社でないとできないため、再現性は低いですが、資産推移から見てもこいつへの言及は逃れられません。
私が勤めている会社では株を 10 % 引きで購入できます。
言い換えると購入後即売却すれば必ず 10 % の利益が生まれます。
そのため、先行きが明るい場合は保持すればよいし、そうでない場合は購入直後に売却することで利確できます。
入社当時は自社株制度は全く気に留めていませんでしたが、今はもっと早くやっていればと後悔しています。
転職や就活で勤務先を探す場合は、自社株制度があるかを気にしてみるとよいかもしれませんね。
投資信託はオルカンではなく S&P500 を選択
私の投資戦略としては日米での分散投資を行っています。
そのため、投資信託では新 NISA が始まって爆発的に人気がでたオルカン (オール カントリー) ではなく S&P500 に連動する投資信託を選択しています。
リスクを減らすためにオルカンを選択するのも手ですが、私は働いて給与を得ているうちは多少のリスクはとっても問題ないと考えています。
加えてレバナスのようなものと比べると S&P500 のリスクなんて微々たるものです。
多少のリスクで少しでも金策を加速できるのであればということで S&P500 を選択しています。
仕事を辞めたらオルカンに移すかも。。。
高配当株式への投資 + 物理的な "うま味" の調整
1500 万に到達したときと同じく、引き続き高配当株への投資と、配当金の再投資を行っています。
以下はアプリを用いておおよその配当金を算出した画像ですが、税引き後でも年間 20 万円の配当がもらえる程になっています。
とはいえ、配当金の再投資をストイックにやると "うま味" が無いように思えてしまうこともあります。
そこで KDDI やヤマハ発動機のような、配当もそこそこで優待としてカタログチケットをいただける銘柄を混ぜています。
また、アグレ都市デザインのようにクオカードをいただける銘柄も少し混ぜており、ファミレスでちょっとしたご褒美をいただくなどのこともできています。
(生存報告でたまに上げているデニーズのパフェは半年に 1 回くらいクオカードで食べてます。。。)
高配当株に全振りした方がおそらく資産形成は早いと思いますが、私の場合はたまに贅沢をしたいため、ロングランできるようにこの戦略をとってみています。
やっぱりふるさと納税は強い
ふるさと納税で私は毎年必ずお米をいただいています。
5kg × 6 か月とかのやつを。
その結果、1 年の半分はお米を買わずに済んでいます。
これが思った以上に家計を助けてくれる他、余力があれば肉や魚を頼むことで更に節約ができます。
収入を増やすより支出を減らす方が簡単かつ効果がありますし、単純ですがこういうのが資産形成にはがっつり効いてくると信じています。
Olive フレキシブルペイを用いたポイ活
がっつり改悪が入りましたが、2000 万円を達成するまでは好待遇が続いてくれた Olive フレキシブルペイ。
これで貯めたポイントを更に投資にまわせるのが結構おいしかったです。
※ プラチナプリファードとゴールドの損益分岐点をまとめた記事はこちら
www.free-denshi.life
これまではプラチナプリファードを利用していましたが、今年の 9 月にはこれを解約して三井住友カードゴールドNL へ切り替えます。
投資信託を行うことによって得られるポイントが 5 % -> 1 % へと激減しますが、引き続きこのポイントも再投資へ使う予定です。
今後の抱負
今回は自社株の伸びがよかったことと、国内と米国株、どちらとも自分の戦略がうまくハマったこともあって半年で総資産 + 500 万円を達成することができました。
昨今の円安ドル高という点もあり、国内が落ちたら米国が上がるなどの状況があり、運の要素がゼロだったとは言いません。
ただ、オルカンのように分散投資を行えば何かが起きてもある程度資産を守ることができるんだなぁというのを身を以て学んだ半年でもありました。
できれば来年には目標の総資産 3000 万円に到達したいところですが、どうなることか。
今後の戦略としては自社株を売却し、日米それぞれの高配当株へ投資して再投資可能な資産を増やすことを一計しています。
ただ、キャピタルゲインも見込めそうな雰囲気があるため、その見極めは慎重にしていきたいなというところ。
自社株の話はあまり参考にならない方が多いかもしれませんが、そのほかの戦略や資産の増加ペースなど、少しでも皆様のお役に立つような情報があればうれしい限りです。