前回までのあらすじ
あれだけ厳重な梱包をしていたにも関わらずディスク障害が発生したと思われますが、引っ越しなどでバタバタしているうちに保証期間が過ぎてしまってディスクの返品や交換ができなくなってしまいました。ぴえん
新しく部品を買おう
問題箇所を特定したのでそこにアプローチしていきましょう。今回は ebay を使ってディスクを買うことにしました。(以降の SSD はすべて ebay から購入しています。)
PCIe 4.0 の 1 TB SSD のようです。どうせ今持ってるディスクは認識しないし、ということもありお値段もそれなりに安かったので購入してみました。結果から言いますとこれは認識しませんでした。
ということでもう 1 枚買ってみました。
KIOXIA 様の 512 GB SSD で KBG40ZNS512G というものを購入しました。
そろそろうまくいってほしいところです……
KIOXIA KBG40ZNS512G が認識しました
認識した!!
「こんにちは。Cortana とm
ミュートして次に進んでいきます。いつも初期設定をするときはプロファイルの作成の段階で落ちてしまうのですが今回はどうでしょうか。
起動に無事成功しました。お疲れ様でした!と言いたいところですが、今までは起動しても時間経過でブルー スクリーンになってしまっていたのでスリープに入らないようにして一晩放置してみました。結果としてブルー スクリーンになることはなく、これにて本当にディスク交換終了です。
お疲れ様でした!
交換前後の速度比較
皆様おなじみの CrystalDiskMark を使って交換前後の速度を計測してみました。
交換前
交換後
シーケンシャルが向上してますね。特に Write に関しては大体 2 倍くらいになっています。一方でランダムが性能ダウンですね。
シーケンシャルがそこまで変わらずでランダムがちょっと上がるくらいになってくれればまぁいいかなと思っていましたがこれはまぁ使っていって快適さが変わるかどうか、体感時間で測ってみるしかないですね。
しかしディスク容量が 512 GB になったのは非常にプラスだと思っているのでこれでよしとします。本当は 1 TB 欲しかったですが。
今度こそ換装した感想
交換したブログとかがもっとたくさんあるのかなと思いましたがあんまりなくてびっくりしました。とりあえず今回の作業で学んだことは、
- パーツを買ったら早めに作業しよう
- 情報が少ないことをやるなら事前勉強大事
- 障害切り分けと対応スキルが案外役に立った
- なんだかんだ試行錯誤するのは楽しい
- 色々と調べるうちに自分のマシンへの愛着が湧いてくる
ということですね。
本当はこれ以外にもブルー スクリーンが発生する Windows のレジストリを抽出して正常環境の Windows との差分を確認したり、ブルー スクリーンが発生する SSD に Ubuntu を入れてみて Surface 上で Ubuntu を動かしてどうかとか、色々検証をしたのですがその辺はかなり長くなるお話ですし、得られた結果はディスクが悪い、ということだったので今回のブログでは割愛します。多分ここの切り分けをもっと細かく書くとそれだけで記事 1 本分になりそうな気がするので。
需要があれば書いてみようと思います。
このシリーズは以下から
- Surface Laptop 3 の SSD を交換してみたよ #0
- Surface Laptop 3 の SSD を交換してみたよ #1
- Surface Laptop 3 の SSD を交換してみたよ #2
ご報告
コメントにて Sumsung 製の SM991a という 512 GB の SSD が利用できたというご報告をいただきました。
私のググり力では対象を見つけることができませんでしたが、情報提供いただきましてありがとうございます。
検索する中で PM991a という SSD を発見し、これも Surface で利用できるという報告がありました。
Amazon でお手軽に手に入るので、Surface Pro や Laptop の SSD の換装をご検討される方はご一考してもよいかと思います。