#電子のブログ

仕事したくない外資系 IT エンジニアの雑記

転職してから 1 年が経ちました

 はやいもので転職してから 1 年が経過しました。

なんか自分の周りで退職エントリが流行ってちょうど自分もその流れに乗ってみたかっただけというのがこのブログの始まりでした。

 

↓すべてのはじまり↓

www.free-denshi.life

 

1 年前に思っていたことが実際にはどう変わったというのを振り返ってみようかなという、そんなお話。

 

 

 

 

ぶっちゃけ転職して正解だった?

この 1 年間の感想から言うと大正解でした。

  • 仕事内容
    この辺は前職と変わらずサポート センターでお客様からの問題を調査するお仕事。だけかと思えば案外そんな感じでもありませんでした。
    問題の調査は「ググればそんなのわかるだろ」というお話から聞いたこともないような問題を実際に自分の手元で再現させたりログから調査をするお仕事です。

    前職は部門でどうにもならなければエスカレーションして、あとはお任せ!みたいな感じでしたが、なんせ弊社はいわば最後の砦的な存在。
    自分ができなくても周りができる、うちらが出している製品でわからないことは何もないという状況が最高です。

    そうだよ。私はこういうテクニカルなことがやりたくてサポートやってるんだよ。
    問題の検討がついているのに窓口受付だけして他にポイとか、仕事ではない仕事とかいうワケのわからないことじゃないんだよ。
    ※そんな感じのことがゼロになったわけではない

  • 職場環境
    Core i-7 メモリ 32 GB と人権があります。
    しかしディスクが HDD 500 GB という畜生仕様。あまりに耐えられずに自分で NVMe SSD 1 TB と SSD 1 TB × 2、ついでにバックアップ用の外付け HDD 4 TB を自腹で買ってしまいました。
    この辺は前職と変わりませんが最近はここの改善できる境遇にアサインされたので見とけよ見とけよ~という感じであります。

    社食はおしゃれだけど 700 ~ 800 円と実はそんなにお得感はありませんが、自動販売機が安いのはかなりよいです。モンスターエナジーが 120 円くらいだったかな?リアルゴールドが飲み放題です。
    これを飲んで馬車馬のごとく働けということだな?

    あとは倍率が高いのですが月に 1 回、社内でマッサージを受けることができます。自分で仕事をやりくりしていれば勤務時間に行ってもよしなのでかなり使いやすいです。

    最近はコロナの影響でリモート ワークが推奨されていますが、弊社は以前からリモート ワークの準備が整っていたので「じゃあ来週からは部署全体で在宅でやってね」 と何事もなかったかのように移行できて、今も在宅を続けられるのがすごくよいところです。

  • 通勤
    くっそしんどい。今まで幕張だったものが品川に変わりました。
    東京行の満員電車めっちゃヤバい(語彙力の消失
    通勤環境は劣悪になりました。
    これは仕方ないけど今までは片道 30 分で幕張に行っていたのが今では片道 1 時間で品川に。そして身動き一つとれない満員電車。こればかりはもう嫌です。せめて座れる駅の最寄りにひっこしたい。

  • 給料
    弊社はググってもらうとおおよその金額が出てきますが日本の企業の中ではそこそこ高い位置づけです。
    だけど実際に入ってみるとハイパー激務で 「これだけ働くならこれくらいもらって妥当では?」 と思い始めました。ぶっちゃけ激務に耐えられるのは給料 7 割、福利厚生 3 割だなって思っています。

いいことだけではない

ここまで結構褒めてきていますが、まぁいいことだけではないですよね。

せっかくなのでその辺にもフォーカスを当ててぶっちゃけて書いていこうと思います。

  • 仕事内容
    キツい。物量攻めされると結構しんどいですがパフォーマンスを維持しなければいけません。そして何よりお客様の満足を重視しているので問題解決以外にもやることはたくさんあります。
    問題解決策をどうやって運用に盛り込むかを考える、スクリプトの作成が必要ならサンプルを提供してそれを参考にしてもらう、お客様の運用に問題点があればその問題点をなんとかする等。
    サポートとはいえ、プラスで何かをしなければいけないですが、パフォーマンスを維持しなければなりません。
    一時行われた週勤 4 日制 (週休 3 日制) をやってもパフォーマンスを維持しなければなりません。その日は会社がお休みだから報告は来週に、なんてことも通じません。
    この辺りは前職よりとても外資らしい感じで個人的には好きだけどキツいものはキツい。

    要は何があっても数字 (業績) をしっかり出せよ、ということです。
    パフォーマンスを維持しn

  • 通勤
    これはもう劣悪です。東京の満員電車は恐ろしい。
    北海道に帰りたい。

前職の不満点はどうなったの?

前職で不満に思っていた点にフォーカスを当てて振り返ってみました。

  • プログラム作成はすべて「趣味」
    趣味でやったことはちゃんと自分でいつでも発信できます。そしてそれで発信したことは評価につながります。業務に関係ない内容でも成果にできて、それを容認してくれる体制があるので個人的にはとてもありがたいです。
    コミュ障の私はお客様アンケートで全然いい評価をもらえなかったのですが 「新人は弊社の高水準のコミュニケーションを入ってすぐやれって言われてもできないからコミュニケーションの勉強会をやりたい!」と言って、実際に成果が出ていますし、評価も得られています。

    自分のスキルアップしたいことを主導して勉強していけば評価になるのはうれしいですね。

  • やりたいことが自由にできない
    これも上に記載したことができている以上、やってできないことはそんなにないです。(もちろん自分のスキルによってできることは変わってきますが)
    最終的に私が今一番やりたいことはそれこそ弊社で相当な経験を積んでいかないとできないことではありますが、そのための下準備としてできることをいろいろやっています。

    と、スキルだけじゃなくて思い付きでなんかいろいろできるので遊びみたいなこともパッとできたりします。
    写真は 1kg チーズ ピザの情報が出てから社内チャットで食べる人を募って突発チーズ ピザ パーティーが開かれた時のものです。

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  • 鎖国
    そんなものはありません。むしろ他のチームにアクティブに働きかけにいきますし新しいものはどんどん取り入れます。ニュースで弊社が取り上げられていたらそれをみんなで議論しながらあーしよう、こーしようと社内だけじゃなくて世間の意見も取り入れて活動してる辺り、とても素晴らしい。

    そして新しいツールの導入や考案、社内ツールの改善も頻繁に行われるのが Good です。
    もう会社を辞めた人間が 20 年以上前に作ったツールをほとんどメンテナンスもできない状態で使ってる前社がおかしいんだ。きっとそうだ。

 

ハイパー激務だけど成果はしっかり出さなければいけない。

けど成果さえ出せれば + α でやりたいことを自由にやれるのが弊社だなと思います。

 

IT 業界だとプログラマーというイメージが強いと思います。

正直なところ人気はありませんが、サポート業務も会社によっては楽しく自由にできるところがあるよ、ということでした。

私自身プログラムが全然書けませんが (社内でも書けない人は他にもいます)、今のサポート業務は C 言語で Hello, World を出力するのはどういう仕組み?OS は何を参照して、どうやってメモリを確保して、どういうことがあってプログラムが動くの?というような深い知識が求められるので全然退屈しません。

何ならお問い合わせに対して「その方法イケてないからこうしたらどう?」みたいな提案もできますし、自分から営業に「ここのお客様、こういうことしてあげるとよさそうやで」と連携していくこともできたりと、前社のサポートと比較してもできることがたくさんあって飽きません。

 

入社するときに面接で「飽きるまでは弊社にいます。つまらなくなったらそのときは転職します」と言い放ち、マネージャーからは「おっけーです。絶対退屈しないんで安心してください。」と言われましたが、たぶん 5 年働いても飽きないだろうなぁ。

 

 

今の会社、仕事に不満を持っているそこのあなた。

思い立ったが吉日!

れっつ、転職!