100 日後に燃えたワニ

どうぶつの森の発売日にワニ君が命日を迎えましたね。

100 日後に死ぬワニは今やテレビでも取り上げられるほどの人気になりましたが最終回で一気に燃えてしまいましたね。

これじゃ火葬だ

批判の声が大きいですが別に私は作品自体は批判するものではないなーと思っています。

とはいえ自分はマーケティングのプロでもなんでもなく思ったことを書き綴るだけです。

今日はそんなお話。

 

 

お前は作者に味方をするのか

 自分のコンテンツでお金を稼ぐのはむしろ素晴らしいことではと思っています。今や子供のなりたい職業のトップに位置する YouTuber だってやってることは同じです。

自分でゼロからコンテンツを生み出して視聴者に広告を見てもらって稼ぐ。全然いいと思います。社会に迷惑をかけなければコンテンツを生み出すことはよいことです。

そこに作者の味方も何もありません。

「人気が出たから金儲けかよ!最低だな!」という人は収入を得ているブロガーさんや有名 YouTuber さんにも同じことを言いますか?

 

自分の感情は

 上のように書きましたが正直私もモヤっとするところはあります。この作品の一番のウリは作者様も仰っているように死というものを見つめなおして 1 日 1 日を大切に生きるということを再考させるところにあると思っています。

実際そうだったかというと前日あたりからその陰は薄れていったと思います。

 

マーケティング

 三連休につき前日から「書籍化決定」「書籍には後日談を収録!」みたいな話が流れてしまっていました。まぁここは祝日が絡む大人の事情なので仕方ない。実際に Twitter やなろう小説で人気が出たものは書籍化することはありますし最近のメディアへの取り上げられ方を考えても不自然じゃありません。

問題だなと思うのは方々でも言われているように 100 日目にすぐにイベントを畳みかけることに尽きるなと思いました。

 

自分の考察

 作者様の意図は死を見つめなおして 1 日 1 日を大事にすることです。つまりワニ君が死んでしまった直後こそ 「99 日目まであんなに元気だったのに……死は急に訪れるものなんだな。」 とか 「自分の親しい人が死んでしまう日がこの漫画のようにカウントされていたらもっと接し方も変わったのにな」 とあれこれ考えることにあると思っていました。

 しかし実際のところは最後の 100 日目が更新されるやいなや、「追悼ショップ」「映画化」「人気アーティストとのコラボ」とここで一気に盛り上げる動きが出てきました。盛り上げるのはよいのですがこの方法で死について思いを馳せ、考えることができるのか、という点だと思います。

一言で言ってしまうと「情緒・風情がない」です。

正直なところ金儲けは悪なんじゃなくてマーケティングが失敗しただけだろうしそんなに周りで色々言うことでもないのかなというのが私の感想です。

私のような素人でもこういう発想になるのですから、広告のプロである電通さんはこのコンテンツがただの 「人気のマンガ」 と見ないで慎重な売り方が求められるものだろうというのは理解しているはず。

それなのにこの売り出し方を選んだ辺り、炎上商法の香りがして私の中でモヤるタネになっていたりします。

方々から叩かれる理由のひとつにインターネッツ界隈が電通嫌いっていうのもあると思うけど……

 

 

結局のところ裏に企業がついていようが面白いものを作ったもの勝ちです。

ワニ君はマーケティングの方法の大切さを教えてもらいました。

 

これを参考に私もコンテンツで一発当てて不労所得で生活したいです(?)

誰か 100 日後に不労所得で生活できる自由電子さんを作ってください。